日仏討論会「高齢者のための未来都市とは?」

7月11日（水）日仏会館で、人口の高齢化と都市の生活様式の対応について考える日仏討論会が開催されます。

日本は世界で最も都市化の進んだ国の一つであり 、平均年齢が最も高齢化した国でもあります。フランスは、日本に比べ人口動態に勢いがあるとはいえ、大都市における高齢者の孤立の問題に直面せざるを得ません。この討論会では、具体的な事例をもとに、人口の高齢化に、都市と生活様式をどう適応させるかを考えます。

このラウンド・テーブルでは、都市近郊における、自立性を失いつつある高齢者の終の棲家に関する問題を提起します。地方自治体とシニア層の近親者に起きるジレンマについても考えたいと思います。：予防的見地から、高齢者向けの施設への転居を勧めるべきなのか、あるいは、移動の不自由さ、公共交通へのアクセスの困難、自宅で介護する人手の必要性などの問題を抱えつつも、彼らの希望に沿って現在の住居に留まらせるべきなのか。シャポン氏と園田氏がこれらの問題をフランスと日本の地域に根ざした視点から考えます。

地理、建築、都市開発、地方自治体などの分野で活躍されている方には、興味深いテーマです。ご登録の上、ぜひご参加ください！

※日本語とフランス語、同時通訳

日時
2018年7月11日（水）18時～20時半

会場
日仏会館

料金
無料/要事前申込み

詳細/お申込み
http://www.mfj.gr.jp/agenda/2018/07/11/20180711_chapon/index_ja.php

主催
在日フランス大使館／アンスティテュ・フランセ日本、日仏会館・フランス国立日本研究所